こんにちは、おもちと申します。
2019年から2022年の間、派遣社員として働いていたアラサー女子です。
みなさん、「派遣社員のお給料」って気になりませんか?
本記事では、なんとなんと!
アラサー派遣社員の給料をまるっと12か月分大公開しております(*’ω’*)/
- アラサー女子のリアルな給料について知りたい
- 派遣社員のお給料や手取りについて知りたい
- 派遣社員の給料の計算方法について知りたい
- 正社員と派遣社員の給料の比較をしたい
「派遣で働くとお給料っていったいどれくらいもらえるの?」「給料ってどうやって計算するの?」という疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。
アラサー派遣社員の給料大公開
派遣社員の給料は月ごとにムラがある!
ということで、ドン!!
※1月のお給料=12月(12/1~12/31)に働いた分と脳内で補完いただけるととても助かります!
注)総支給額から交通費は差し引いております
注)残業は多い月で3時間程度です
・・・・いかがでしょうか。
あれ、なんだか月によって給料にムラがあるような・・?
そうなんです!!
派遣社員は時給換算なので、出勤日が多ければその分お給料も多く、出勤日が少なければお給料も少なくなるのです。
例えば6月のお給料(5/1~5/31に働いた分)はGWの影響を大いに受けております。
給与明細をみて「え・・わたしの給料低すぎ・・」ってリアルになりました(^_^;)
GWのほかにはお盆もお給料がガクッと下がるので要注意!
そんな・・!
事前に給料を把握することってできないの?
安心してください!あります!!!
派遣社員の給料計算方法については次の章で解説いたしますよ。
よかった~!!
でも・・
・・・・????
先生!
「総支給額」と「手取り」の違いがわかりません!!
なるほど、なるほど!
では、お給料の計算方法についてお話しする前に、その疑問に答えていきたいと思います!
Q.総支給額と手取りの違いって?
ズバリ、総支給額とは税金や社会保険料が引かれる前の給料のこと、手取りとは、総支給額から税金や社会保険料が引かれ、自分が実際に使える金額(給料日に振り込まれる額)のことを指します。
わたしの給料から一体なにが引かれているの・・?
と思った、みなさん。安心してください(*’ω’*)/
給料から天引きされる項目について解説したいと思います。
ちなみにフルタイム勤務を想定していますのでご了承ください(時短勤務だと条件によって天引きされる項目が異なります)
Q.給料から天引きされる項目って?
派遣社員が給料から天引きされる項目は{健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税}の4つです。
雇用形態が正社員の場合はこれらに加えて住民税も天引きされていますが、派遣社員は住民税を自分で納付するケースが多いです。
知らなかった・・
ちなみに健康保険、厚生年金の額については毎年給与に応じて改定されますが、
改定がない限り基本的に天引きされる金額は一定、所得税と雇用保険は月のお給料によって変動します。
わたしの場合健康保険、厚生年金、所得税、雇用保険の合計金額は平均¥33,000/月でした。
さ、さんまんえん・・・
さて、もう一度給料の表を見てみましょう。
この表では、1月から9月までの{健康保険、厚生年金、所得税、雇用保険}の金額は32,000円、10月から12月の金額は37,000円として計算しております。
ん?どういうこと?
と思われたみなさま・・・、
見えるでしょうか・・10月の備考欄にある恐ろしい文字が・・・
社会保険料UP??
そ、そんなことがあるの!?
9月に「社会保険料の変更」が行われるんだ!
わたしの場合、10月の給料(=9月に働いた分)なので、
10月から社会保険料がUPしています。
4月から6月の給与額に応じて、「社会保険料」の額が決まるので、
4月に昇給がある方・4月~6月が繁忙期で残業が多い方は注意が必要です。
詳細が気になる方は「標準報酬月額」で検索してみてください(^^)/
Q.自由に使えるお金は年間いくら?
わたしの年収はおおよそ250万円、そこから社会保険料が引かれて210万円。
加えて、住民税をだいたい9万円ほど納付したので、実際に自由に使えるお金は200万円ほどでした。
年収200万円って遊んだり、貯金できたりできるの・・?
できます、というよりしてました(^^)/
生活防衛資金」についてや、年収200万円のやりくり方法については、別記事にまとめたいと思っていますのでお待ちくださいっ!!
はーい!!
では次の章で、派遣社員の給料の計算方法について解説したいと思います。
給料を計算してみよう!
給料計算方法
1か月の給料(総支給額)は時給と1日の労働時間、1か月の出勤日数がわかっている場合、簡単に計算ができます。
時給×労働時間×出勤日数=1か月の給料
例えば、時給1200円で1日の労働時間が8時間、20日間出勤した場合、
1か月の給料は「1200円×8時間×20日=192,000円」となります。
ここで注意してほしいのが、「労働時間」に「休憩時間」は含まれないということ。
そうなの・・!?
例えば、9時から18時(うち休憩1時間)のお仕事があったとします。
この場合、会社に拘束される時間は9時間ですが、労働時間は休憩を除く8時間、になるのです。
わたしは正社員から派遣社員になったのですが、一番びっくりしたのが「休憩時間」かもしれません。
正社員のときは給与が月給表記でしたので、給料を自分で計算するといったことがなかったのです。
拘束時間=労働時間じゃないの!?とびっくりしてしまいました💦
休憩時間も給与が発生するかについては契約にもよるかもしれませんので、気になる方は求人を見る際チェックしてみてくださいね。
はい、先生!
「残業代」の計算方法も知りたいです!
お任せください!!
残業代の計算方法
残業代は「法定時間外労働」をした場合、時給×1.25で求めることができます。
わたしの場合、時給が1320円だったので、×1.25をして、残業代は一時間当たり1650円となります。
ここで注目したいのが「法定時間外労働」という言葉です!
ほーてーじかんがいろーどー・・??
急に難しい言葉が出てきてごめんなさい!
わたしの働いていた時の事例を交えながら解説しますね(*’ω’*)/
お願いします!!!
わたしの派遣契約は9:00~17:30(労働時間7時間45分)+(休憩45分)というものでした。
ここでわたしが19:00まで残業をしたとします。
1時間半多く働いてしまいました。すごい!残業代が稼げる・・・
・・とおもうじゃないですか。
『残業代は「法定時間外労働」をした場合、時給×1.25で求めることができます』
と冒頭でいいましたが、「法定時間外労働」とは1日8時間または週40時間を超えた労働のことを指すのです。
「法定労働時間」は1日8時間または週40時間を超えた労働のことを指す・・あれ?
そうなんです💦
労働時間が8時間に満たない場合、労働時間が8時間になるまで残業(時給×1.25)扱いにならないんです。
つまり、通常の時給で8時間働いたことになります。
しかもですね、労働時間が8時間以下の場合は休憩時間は45分で問題ないのですが、
8時間を超えると、休憩時間を最低でも1時間を与えなければならないと労働基準法で定められているのです!
さらに前述したとおり、休憩時間は賃金が支払われません(※契約によるかもしれません)
ということはつまり・・・・?
・・・こうなります!!!
1時間半あったかとおもわれた残業時間は、1時間になってしまいました( ;∀;)
そんなぁ・・
残業代はよく考えて計算しないといけないんだね・・
そうなんです、残業したからといって多く残業代を見積もっていると痛い目にあってしまいます(経験あり)笑
Q.あなたは残業する派?しない派?
わたしはお給料より自由時間がほしい派なのですが、みなさんはどうでしょうか。
でも残業したらお給料UPするし・・
そうですね。考え方はひとそれぞれだと思います。
残業せざるを得ない状況を除いて、無理に残業するのか、定時に帰って自由時間を満喫するのか・・
ちなみに、知り合いの派遣さんは残業した場合、「残業代もともとお給料には含まれないモノ」として、使わずに貯金していると聞きました。欲しいモノができたらその貯金から使うそうですよ。
素敵な考え方!
もし、あまりにも残業時間が多くストレスを感じている場合は、派遣会社の担当営業さんに相談してみるのがベストだと思います。。働きすぎ、禁物、です。
では、お給料の計算方法がわかったところで、月ごとにお給料を分解してみていきたいと思います!
お給料~月ごと解説~
1月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1300 | 20日 | ¥201,448 | ¥169,448 | ※うち7430円は還付金 |
年末調整の結果で、7000円ほどお金が戻ってきました。
年末調整ってわかっているようでわかっていないのでちゃんと勉強しなきゃなと思っています。
簡単に言うと、とりすぎていた所得税が返ってくる、だと思っています(間違っていたら教えてください)
2月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1300 | 18日 | ¥183,031 | ¥151,031 |
出勤日は平均20日くらいの企業に勤めていましたが、出勤日が少ないためお財布にダメージを受けています。
前述したとおり、わたしは手取り(自由に使えるお金)が200万円なので、÷12か月をすると、16.5万円が手取りの平均値になります。2月はお給料としては寂しい月でした。
3月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1300 | 20日+8h | ¥218,258 | ¥186,258 | ※派遣研修あり |
派遣会社の研修(勤務時間外に家のパソコンで動画を視聴する)が8時間ありました。(わたしが所属していた派遣会社では入社1年ごとに研修あり)
動画を視聴してお金もらえるとおもったら・・・happyですよね。(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
4月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1300 | 22日 | ¥226,263 | ¥194,263 |
出勤日が多いため給料がウハウハです。
正社員時代と大差ない額面に派遣社員もわるくないやん!と思っています。たしかこのときに、アウトレットで散財した記憶があります(笑)
未来のわたしはクレジットカードの明細に絶望します。
5月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 22日 | ¥226,263 | ¥194,263 | ※4月1日から時給UP |
出勤日が多いため給料がウハウハです、その2。
なんと時給がUPしています!!20円!!
前年は50円UPしたのですが、コロナの影響であまり賃金を上げられなかったのかな、と思っています。私の場合ですが、毎年4月1日から時給が少なからずUPしていました。
時給UPはうれしい!
6月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 16日 | ¥160,756 | ¥128,756 | ※住民税納付月 |
出勤日16日(GWの影響です)。手取り約13万円。
そして追い打ちをかける住民税の納付(9万円前後)という恐ろしい月でした。
恐ろしい・・
恐ろしすぎる・・
7月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 22日 | ¥222,648 | ¥190,648 |
出勤日が多かったため、手取り19万はとっても嬉しい!
けれど、6月は祝日がないから悲しい(基本どうやって働かないかを考えているので、有給を使ってダラダラした記憶があります)
派遣のお仕事で、応募資格に「簿記」と書かれているものを見かけたので、資格でも取ろうかな、と思いテキストを買うも挫折。テキストはメルカリで売りました。
8月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 20日 | ¥209,099 | ¥177,099 |
総支給額で約21万あるのに、手取りになると17万になってしまうこの世の不思議。
社員さんがお盆+有給で長期休みを取っているのをみてぐぬぬ、ってなります。いただくお土産はおいしい。
9月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 19日 | ¥197,223 | ¥165,223 |
9月の手取りは平均額ですね。生活は厳しい。。。
当時旦那は正社員で働いていましたが、おもち家は基本生活費は半分、自分の欲しいものは自分で買うというスタイルなので、自由に使えるお金は4万ほど・・・。とは言っても常にクレジットカードの支払いにおびえていました(^_^;)笑
10月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 21日 | ¥214,454 | ¥177,454 | ※社会保険料UP |
10月!!!なんとわたしの社会保険料(健康保険+厚生年金)が32,000円から37,000円に、5千円UPしてしまいました!!!
先ほど軽く触れましたが、10月払いの給与は社会保険料額が変動する場合があるのです!もちろん変動しない方もいますが、10月は社会保険料の金額に注意!です。
11月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 21日 | ¥210,415 | ¥173,415 |
珍しくすこし残業をしています(といっても3時間くらい)。少し仕事がバタバタした月でした。
12月
時給 | 出勤日 | 総支給額 | 手取り | 備考 |
1320 | 20日 | ¥205,338 | ¥168,338 |
12月といえばボーナス♪
いったいいくらもらえるんだろう!
・・・ボーナスはないです。
そ、そうなの!?
そうなんです、わたしは、というより多くの派遣さんはボーナスが出ないことが多いです。
※働き方や契約内容によっては一時金がもらえる派遣さんもいるようですよ
社内の広報誌に社員さんのボーナス額(目安)がポジションごとに記載されていたのですが、事務職でも50万オーバー・・・・。
もし50万円もらえたら何しようかな、と思ったとき、「やっぱり未来のために貯金?」と思ってしまったザ・日本人のわたしです(*´▽`*)笑
もし後先考えずに自由につかっていいなら、高級化粧品で散財したいなぁ。
普段使いのできるモノでもいいし、機能性にはすぐれないけど、見ているだけで女子力があがりそうなパッケージのものとか欲しくありませんか・・・・。
もしくは、SK‐Ⅱを一度使ってみたい。ピテラを感じてみたい。
ぴてら~!!
派遣社員って結局どうなの?
わたしは、派遣社員という働き方は嫌いではないです。
もちろんお給料も少ないし福利厚生も少ない、というデメリットはありますが、
仕事の負担が正社員の時と比べると少なく、自分の自由に使える時間が多く取れるというメリットのほうがわたしにとって大きいです。
わたしは販売業で正社員をしていたのですが、人手不足による休日出勤、お客様からのクレーム対応など、正社員としての重責に耐えきれなかった。。
▶販売職の特徴について解説しています😊
ちなみにお給料を比較すると、こんな感じです。
ボーナスがある分、年収は正社員のほうがあります。
といっても、派遣社員も辞めちゃうことになるんです・・・・・
わたしが辞めることになったトンデモ派遣先についてもエッセイ漫画を交えながら語っておりますので、もしよろしければこちらもご覧ください!
おまけまんが
お給料ってアッという間に消えてしまいますよね・・
そんな気持ちを抑えきれずTwitterに投稿した漫画がこちらです(笑)
ぐあぁぁあ(笑)
この記事が派遣社員で働こうかなと思っている方や、現在派遣社員として働かれている方にとって参考になれば幸いです(‘ω’)
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!