投資・資産運用は自己責任で行ってください。

元販売職(接客業)が語る仕事の特徴 ~働くとしたら正社員or非正規?~

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

こんにちは、おもちです。

突然ですが、みなさんは「販売職(接客業)」にどんなイメージがありますが?

 

「大変そう」「休みがとれなさそう」、はたまた「楽しそう」「簡単そう」

・・・ふむふむ、なるほど。

 

本日は、正社員として約4年間「小売店」で働いていたわたしの経験をもとに、販売職の特徴についてお話したいと思います(/・ω・)/✨

 

販売職で働いたことのある方にとっては「あるある」、転職や就職を考えている方には「こんな特徴があるんだ」とお役に立ててもらえるととっても嬉しいです。

 

また、販売職で働くなら「正社員」「パート」どちらがいいかについても触れてみたいと思います(/・ω・)/

 

目次

まずはわたしの働き方から

勤務スタイル

わたしは、10時開店・20時閉店の年中無休の店舗で働いていました。

 

勤務時間は基本的に11時から20時。休憩1時間を含むと拘束時間は9時間。

朝は10時に家を出て、帰宅は21時過ぎ(※夜行型人間のできあがりです)

残業の詳細は後述しますが、月5時間程度でした。

 

わたしはレジ締め係でしたが、開店前のレジ開け・品だし係の社員さんもいましたよ。

 

そんなわたしですが、その職場は5年ほどで退職することになります。

 

▶その時の様子はこちら(^^)/

 

退職後は・・・

退職後は、派遣社員として3年ほど「事務」の仕事をしました。

販売職をしていて、事務の仕事にあこがれを持つ方も多いのではないでしょうか??

 

かくいうわたしもそのひとり(*´▽`*)✨

販売以外の仕事をしてみたいと、候補に挙がったのが「事務」のお仕事でした。

 

▶転職活動秘話は別の記事にてお話しています。

 

販売職と事務職の両方を経験した、わたし視点での「事務職」の仕事の特徴も記事にする予定ですので、お待ちいただけると幸いです!!

 

では、さっそく「販売職」の特徴について解説していきたいと思います(/・ω・)/

 

販売職の特徴

「シフト制」・・休みは取れる?

平社員であるわたしは、しっかりと休みを取らせてもらっていました。

が、上司が休日出勤(シフト上では休み)をしているのを何度も見たことがあります。

 

本来であれば店長が注意すべきところですが、黙認していましたね。

 

「店休日」があればいいですが、わたしが働いていたのは「年中無休」な店舗

休みの日でもお店は営業しているので、仕事が気になってしまい精神的に休むに休めない時もありました。

たま~に職場から連絡がくる、なんてことも(´-ω-`)💦

土日に向けて催事(「○○セール」など)が開催されることがよくあるので、「平日だから暇」というわけではないんです(^▽^;)

 

それでも、平日はお客さんの入りが少ないので「休みが取れる日=平日」になっていました。

 

平日休みのメリットとして、土日に比べてどこもすいている、病院や市役所などに行きやすいということが挙げれれます。

わたしは大学生の時から歯科矯正をしていて、月に一回の通院が必要でしたが、平日は予約が取りやすくて助かりました。

同期には、車の免許を取った子もいましたよ(^^)/

 

そんなメリットもある「平日休み」ですが、もちろんデメリットもあります。

 

ひとつ目は、友人や家族との予定が合わないということ。

わたしの周り(※大学の友達)には土日休みの子が多かったので、予定を合わせるのが大変でした。

その代わり、同期とは予定が合わせやすいですよ(わたしは同期とそこまで仲良くなかったので、遊んだことはないですが・・😂笑)。

 

個人的には「コンサート」とか「フェス」といった各種イベントが、基本的に土日にあるので、それらに参加できないのが悔しかったです。

※事前に予定が把握できていたら休めるケースもあります。

 

また、長期休みは取りにくいです。

2日連続のお休みで「2連休だ!やったー!!」と思っていたくらいです(*´▽`*)笑

わたしは実家が遠かったので、社会人になってからなかなか帰省できませんでした。

 

そんなデメリットですが、長く勤めているうちに平日休みが体に馴染み、あまり「デメリット」として感じなくなります。

 

平日休みで楽しむ術を見つけるというか・・わたしは一人映画をしたり、ソロ活がはかどるようになりました。

別店舗で働いている同期同士で休みを合わせて、海外旅行に行った子もいましたよ。

わたしは同期とは仲良くなかったので(省略)。

 

「労働時間」・・ずばり残業時間は?

わたしの残業時間は月5時間ほど。

同期の中でも、かな~り優遇されていたほうだと思います。

これに関しては、上司超良い方だった、としか言いようがありません。

 

同じ店舗でも、別の売り場で働く同期の残業時間は「月30時間オーバー」

なのに「29時間以上の残業はタイムカードにつけちゃダメ」という店長命令により、虚偽の報告を余儀なくされていました。いわゆる「サービス残業」ですね。

 

「残業」については各店舗の上司によって判断がバラバラでした(^▽^;)

なかには「15時間までしか残業をつけてはいけない」という店舗も。

 

残業が発生する原因の一つに「人手不足」が挙げられます。

パートさん、そして正社員の人数が多ければ一人一人の負担を減らすことができるので「残業」「休日出勤」という事態は起こらないはずです。

・・が、わたしの職場、というより販売業は基本人手不足だと思います😅

 

もし、パート・アルバイトとして販売のお仕事を検討している方は「急募」や「欠員募集」という求人には気を付けたほうがいいです。

採用したパート・アルバイトさんに、正社員が「仕事を教える余裕」すらないのが現実です!

仕事のことを何もわかっていないのに、いきなり売り場に放り出されるのでお客さん(特にクレーマー)の恰好の餌食です。

 

繁忙期(※例えばケーキ屋さんの12月など🎅)の求人は避けたほうが身のためですよ!

 

「仕事内容」・・接客ができればOK?

みなさんは「販売の仕事」といったら、何を想像しますか?

 

多くの方が「販売の仕事=接客」を想像するんじゃないかな、と思います。

 

お客様をそっと後押しし、購買につなげる「接客」は非常に重要な役割を持っていますが・・

実は「接客」以外にも、販売のお仕事はやることが沢山あるんです!!!

 

わたしが働いていた職場では、「商品の発注」「品だし」「陳列」「POP作り」「レジ打ち」をはじめ、「在庫管理」「売上分析」といったことまで一人でやっていました😂

一応、自分の担当(得意分野)はありますが、別の売り場担当者が不在の時は、担当以外の仕事もやらなくてはいけません。

 

「販売の専門スタッフ」というより、「なんでもこなせるスタッフ」が求められていたんです。

 

こういう働き方ってウチの会社だけなのかな~と思っていたのですが、

「ガイコツ書店員 本田さん」という漫画で描かれていた書店員さんの実態が、わたしの働き方ととっても似ていました😂笑

 

▶「書店員さん」のお仕事漫画、おススメです(*´▽`*)💓

楽天Kobo電子書籍ストア
¥303 (2024/10/03 20:41時点 | 楽天市場調べ)

 

ちなみに、漫画の冒頭は「書店員ってどういうイメージですか」と問いかけから始まります😂!!

わたしも同じような問いかけをしましたね( ̄▽ ̄)✨

 

販売のお仕事されていた方にとって共感できる内容てんこ盛りなので、よかったら読んでみてくださいね!(もちろん「販売のお仕事」に興味がある方もぜひ!)

 

「昇給制度」・・給料は上がる?

会社の制度によりますが、給料の上り幅はぶっちゃけ少ないです!!!

 

わたしの場合、新卒の時「20万」だった給料が4年目「22万」になっていたので、1年ごとに5000円ほどプラスになったくらいでしょうか。

特別手当(※販売成績による成果報酬)はなかったので、給料を上げるためには「役職」につくしかありませんでした。

 

同期の中でも「役職」についた子はいましたが、「責任が増える」「仕事が増える」「サービス残業」「休日出勤」というデメリットが多いように感じたので、個人的には昇進に消極的でした(※上司の働き方に憧れを抱かなかったです)

 

よく言えば、販売のノルマがなく「給料が一定」で、悪く言えば「頑張っても給料は上がらない」です。

 

 

ただ、事務職と比べると給料は高いと思います。

 

わたしの勤めていた会社では、「一般職」「総合職」という区別はありませんでしたが、

正社員は「店舗間の転勤あり」「パートさんを管理する立場」だったので、どちらかというと「総合職」に近い働き方だったから、給料が高かったのかもしれません。

 

販売職ならではのメリット

従業員割引がある

小売店で働いている方は、自店の商品をお得に購入できる方が多いのではないでしょうか。

アパレルショップの店員さんは「自社ブランドのお洋服がお得に買える」というお話を聞きますよね。

 

わたしが働いていた職場では、食料品をはじめ、衣料品や家電製品など常に「5%引き」で購入することができました。

また、広告に掲載されるお買い得商品や、ポイント還元が高い期間といった「販促情報」をいち早くゲットできるのは「従業員」です。

 

この点はほかの業種にはないメリットかな、と思います(/・ω・)/

※お客様に商品を提供する前に従業員が購入する、ということはなかったのでご安心くださいね!

 

流行(季節)に敏感になる

小売店で働いていると、流行や季節感に敏感になります(^^)/

 

これからの季節だと、お盆明けには雑貨屋さんで「ハロウィングッズ🎃」の売り出し、スーパーでは秋の演出(もみじ🍁の飾り)や釜めしの素などを見かけることになると思いますよ。

 

また、「洋服を買いに行ったら、次のシーズンの服が店頭に並んでいた」という経験はありませんか?

実際、ユニクロの店頭にはすでに秋服が並んでいましたよ😂<早っ!!(8/1時点)

 

 

半袖の商品は春先に、長袖は夏に、ニットは晩夏にと、季節感の先取は必須です。

 

「酷暑」「寒波到来」といったお天気のニュースでも売れるものが変わってきますね。

「台風接近中」のポップをつけると、食料品を買いだめする方や、長靴・レインコートの売り上げがUPしたり。

 

また、冬の商品のイメージが強い「カイロ」が、実は夏にも売れてるってご存じでしょうか。

身体の冷え防止に「夏でもカイロ」の需要がしっかりとあるんですよ。

 

そういった隠れたニーズを発見したり、季節感の先取を仕事をしながら体験できるのは販売職のメリットかな、と思います。

 

販売職ならではのデメリット

とにかく体力勝負!!

販売職のお仕事は、体力との戦いだと思います。

 

基本的に「立ち仕事」なので、体力は必須

加えて、商品の補充、陳列でも体力をもっていかれます(^▽^;)💦

 

わたしも商品の荷受けをしているときに腰がズキっと痛み、コルセットを装着して仕事をしていました(※ぎっくり腰はなんとか免れました)

 

先ほど紹介した「ガイコツ書店員 本田さん」でも、品出しが本当に大変そうです😅笑

楽天Kobo電子書籍ストア
¥303 (2024/10/03 20:41時点 | 楽天市場調べ)

  

わたしが販売のお仕事をしていたのは20代のときですが、30代になったいま、フルタイムで同じように働けるかと聞かれると・・。

勤務時間・休日も不規則なので、なかなか厳しいかもしれませんね(^▽^;)

 

もちろん40代~60代の方でもバリバリ動けている人はいたので「慣れ」の部分はあるかも。

店内を動き回るので、1日1万歩は余裕で超えていました(^^)/

健康になりたい方にはおススメ☆

 

※体力化け物の上司は休日にサーフィンを楽しむ余裕があった模様。

 

「お客様は神様」との闘い

「人と関わるのが好き」な方にとって販売のお仕事はまさに天職だと思います。

普段の生活では関わらない世代の方とお話できたり、お悩みを聞いたり、いろんな出会いがあります。

 

ですが、ここでは「接客」をあえて「デメリット」として挙げさせていただきます(`・ω・´)

 

接客を経験したことのない方にお話しすると「うそでしょ?」「そんな人いる?」という言葉が返ってくる・・そう、「クレーマー」との闘いです。

 

「お客様は神様だろ」の言葉を盾に、店員を見下し罵倒する方が、本当に、ごくわずかですがいらっしゃるのです。

「家まで謝りに来い」「訴えてやる」、店頭で怒鳴り散られたこともあります。

相手の顔はもう覚えていませんが、当時のことを思い返すと今でも胸がきゅっとなります。

(※この記事を読んでくださっているみなさん、店員さんも人間だと思って接していただけると嬉しいです!!

 

また、信じられないことに「万引き」も高確率でありますよ(^▽^;)

ちょっと人間不信になりかけます。お気を付けください。

 

また販売職で働くとしたら・・

非正規社員を選びます!!

もし、販売職で働くことになるとしたらわたしは「非正規社員(パート)」を選びます(・∀・)/ 

その理由は「販売職の正社員はマジでしんどい」の一言に尽きてしまうのですが、みなさんにも伝わるよう、かみ砕いて解説しますね(^▽^;)

 

販売の仕事は、一緒に働く人と気が合えばめちゃくちゃ楽しいです。

みんなで売り場を作り上げたり、どうやったら売り上げが伸びるか考えたり。

チームで体と頭を使って働く、という感覚は販売のお仕事ならではだと思います。

 

が、それは「正社員」じゃない働き方をしていた時の話。

 

正社員は「チームの指揮」「シフトの調整」「クレーム対応」その他もろもろ、全責任を担わなければならないからです!!!! 

 

 

「正社員」と「パート」を働き方で比較してみましょう(/・ω・)/

 

パートとして働く場合の労働時間は「時短労働~フルタイム」まで選べます。

基本的に残業はなく、休みも比較的取りやすいと思います(※もちろん雇用契約によります)。

 

それに対して、正社員は基本フルタイム労働、残業や休みについては前述したとおりです。

 

「販売職」はお客様との距離が非常に近いので、「ご意見ご要望、時に怒りの言葉」がダイレクトに届きます。

 

「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」という有名な台詞がありますが、「販売員」になったあなたは、まさに「現場」に立たされるのです。

 

お客様の要望に「応える」、お客様の不満を「解消する」、お客様の生活の「サポートをする」。

現場でしか感じることのできない体験が、きっとあります。

 

・・・が、現場のかじ取りをする「正社員」はわたしには荷が重かったため、現に退職しているわけです(^▽^;)

 

また働くとしたら、販売職の良いところを体感できる「非正規社員」一択です(給料は安いかもしれないけど~💦)!!

 

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます(*’ω’*)💓

本日は、販売の仕事をしていたわたしの体験をもとに、販売職の特徴やメリット・デメリットについてお話させていただきました。

 

中立的な内容になるようを心がけたつもりですが、わたしが「販売職」を退職した身なので、否定的な意見になっていたら申し訳ありません💦

 

わたしは「事務職」も経験しましたが、それぞれ特徴があり、メリットがあり・・一概にどちらの働き方が良かったとは言い切れません。

 

また、元販売員からみた「事務職」の特徴をまとめた記事を公開したいと思いますので、楽しみにした頂けると嬉しいです(/・ω・)/

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次